1. はじめて社会保険労務士をお探しの方へ社会保険労務士って、なに?

社会保険労務士とは、そもそも何でしょうか?
一言で、社会保険労務士の仕事を表現すると、
会社と社員をトラブルから守ることです。
社会保険労務士は、法律を扱う資格業です。
とは言え、一般的に“法律を扱う”と言えば、弁護士ですね。
弁護士の仕事は、
大抵の方が容易に想像できるのではないでしょうか。
弁護士の仕事は、既にトラブルを抱えている人、
トラブルに巻き込まれている人を救うことです。
それに対して、社会保険労務士の仕事は、
トラブルが起こる前に予防することです。
人事・労務に関するあらゆることを、
多方面からガードして強くします。
そして、
会社がより強固になり、
経営者も従業員も元気になる、
そんな組織を作るお手伝いをするのが、
社会保険労務士です。
社会保険労務士が扱う法律はたくさんありますが、
厚生労働省が所管するものがそのほとんどです。
主なものを挙げると、
- 労働基準法
- 労災保険法
- 労働安全衛生法
- 雇用保険法
- 国民年金法
- 厚生年金保険法
- 労働契約法
- 高齢者等雇用安定法
- 男女雇用機会均等法
- 育児・介護休業法
こういった法律のスペシャリストとして関わる業務は、
本当に多岐に渡ります。
例えば、
- 人事・労務に関する相談、指導、顧問
- 労使トラブル、労務リスク対策の相談
- 就業規則、雇用契約書等の作成・改定・コンサルティング
- 労働災害、通勤災害における申請や給付に関する手続き
- 社員の入退社に関する事務手続き
- 社会保険における傷病、出産、死亡等に関する申請や給付の手続き
- 雇用保険における申請や給付等の手続き
- 労働保険料の加入手続き、年度更新に伴う諸手続き
- 社会保険料の算定基礎届の作成
- 賃金や退職金、企業年金制度の構築
- 各種助成金・補助金の相談、申請代行
- 給与計算代行
- メンタルヘルス対策
- 求人票作成代行、採用面接代行
- 新入社員教育、幹部社員教育
- 人事評価制度の構築・運用・コンサルティング
- 労働基準監督署等の調査対応
社会保険労務士は、書類を作成したり、
手続きの代行をしたりするだけでは、
お客様の会社を本当の意味で強くする仕事ができません。
社会保険労務士とは、
「働く人たち」が抱える問題解決の方法を、
お客様と一緒になって、考え実行する
「人に関する専門家」です。